今週月曜日から縦割り班清掃がスタートしました。縦割り班清掃とは、1年生から6年生までが学年を越えて班を作り、協力して掃除をする活動です。
この活動の大きなねらいは、異学年交流を通じて、思いやりの心や社会性を育むことにあります。高学年の子どもたちは、下級生の手本となるように行動し、用具の使い方や掃除の仕方を優しく教えながら一緒に取り組んでいます。その姿からは、自然と責任感やリーダーシップが育まれていきます。一方、1・2年生は、優しく声をかけてもらいながら掃除を進める中で、みんなと協力する喜びや感謝の気持ちを学んでいきます。
このように、掃除の時間は、誰かと一緒に働くこと、道具を大切に扱うこと、そして、自分たちの学校は自分たちできれいにするという主体的な姿勢を育てる大切な時間でもあります。
縦割り班清掃は年4回あり、1学期の縦割り班清掃は、6月いっぱいで終了となりますが、毎日の小さな積み重ねの中で、子どもたちが互いに学び合い、成長していく姿を温かく見守っていきたいと思います。
4年生の児童たちが学校近くの田んぼで田植え体験を行いました。田んぼのぬかるみに足を取られ、最初は戸惑っていた子どもたちでしたが、次第に慣れてきて、一株一株心を込めて苗を植えていきました。自分の列が終わると、まだ終わっていない場所に移動し、2回目、3回目と、夢中になって取り組む姿が見られました。
今回の体験は、JA江刺の皆様、そして学校支援ボランティアの皆様の多大なるご協力のおかげで実現したものです。子どもたちにとっては、教室では学べない貴重な学びの時間となりました。田植えの方法だけでなく、自然とふれあい、食の大切さや働く人々の思いにも触れることができました。ご協力いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。 秋の稲刈りでは、今日植えた苗が黄金色の稲穂となって実っていることでしょう。子どもたちの成長とともに、稲の成長も楽しみに見守っていきたいと思います。
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